さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

Book: 『最速の仕事術はプログラマーが知っている』

今さらながら流行のMarkdown記法に憧れて…

仕事がもっと効率的に、さっさとできると良いよな…と思うことってありませんか? 僕は毎日どうしたもんかなと、試行錯誤しています。

そこでちょっと気になったこちらの本を読んでみました。

最速の仕事術はプログラマーが知っている

著者は、情報処理推進機構IPA)からも天才プログラマー/スーパークリエーター認定を受けており、今は株式会社ユビキタスエンターテイメント代表取締役社長兼CEOとしてご活躍されているようです。

読んでみた所感としては、ほとんどの内容はプログラマーだからどうこうというものではなく、一般的なライクハック・仕事ハックな1冊でした。いくつか感銘を受けた点を共有します。

明日には予定を入れない

自分の予定をコントロールするという観点で、かなり大事だと思いました。 ひっきりなしに会議が詰め込まれる僕の現状もこの方針を適用すると、少しコントローラブルなものになるかも…。

進捗会議はチャットで同時並行

進捗報告って、結局報告する時以外は話していないし、もっと効率化できるんじゃない?という疑問から始めたそうです。これは確かにそうかも。みんなで進捗書き込んでくれれば、一瞬で終わるしメモも残る。 来週から早速自分のチームで試してみたいと思います。

Wordで長文を書かない。Markdown記法が使えるText editerを使うべし

これはややマニアックですが、HTMLライクなフォーマットなどが簡単なタグでサクサク付けていけるという手法。 Wordの設定で無駄にイライラするようなら、僕もそうしたい。仕事で致し方ない場合以外は、テキストエディタを活用しようと思います。 (今はサクラエディタというツールを愛用しているが、Markdownに対応していないので)

んで結局…

どうやら全体を読んでみると、筆者の思いとして、プログラミングを通じて得られる思考方法(無駄を省く、同じ事は繰り返さない、"ハック"を常に考える)が、他の領域でも役立つことがたくさんあるのではないか? という着眼点のようでした。

僕らの仕事でも、ゼロベース思考っていう用語がよく言われますが、なかなか発想の軸を変えてしまうようなアプローチをするのは難しいですよね。必ずしも所与の条件だけを鵜呑みにしていれば良い、という局面だけではないので、柔軟な発想でこれからも臨んで行きたいと思います。イノベーションとかエクスペリエンスの仕事は特にそういう頭の使い方も重要かなと。