さとまも談義|テクノロジーと体験とアートと

テクノロジーとビジネスと人の関係性にずっと興味があります。アートやダイバーシティのキーワードも含めて、世界がどう変わっていくか、変えていけるかをお酒を飲みつつ考えるブログ

adtech tokyoへ遊びに行ってみましたレポ

さて、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年からIT戦略部門から、Accenture Digitalという組織へ異動となりました。その中でも、デジタルマーケティングや統合された顧客体験をクライアントと共に実現していくことが求められるAccenture Interactiveというチームに所属しています。
今まではEnterprise architecture、IT governanceやIT組織変革等が主な関心領域だったのですが、これからはデジタルを使ってビジネスを如何に変革していくか、その中で専門分野となるマーケティング、UXはどう在るべきか…を考えていくことになります。組織としてのカルチャーも広告代理店やアド系企業に近い雰囲気に変わっていきそうなので、知識も見た目もマインドも、ここ数年で変化(適応)していく必要を感じています。

そう、今までの仕事と全然違うんですよね。転職したみたいな感じで。

こういった別分野へ参画する際には、googleや社内で色々と資料を調べるのも良いのですが、領域特有の"空気"を感じるため、その分野の専門家やイベントに参加するようにしており、デジタルマーケティングのお祭りであるadtech tokyoへ遊びに行ってきました。
特に興味深いと思ったのは、こちらの3点。僕らの仕事にどういった影響を与えるかは、まだ十分に分かっておらず、今後取組ながら考えていきたいです。

  • デジタルマーケティングにおけるモバイルの役割はますます重要な位置付けとなる(twitterのユーザーは78%がモバイルからつぶやいている、モバイルにおけるアドネットワークはここ数年の注目すべきトレンド)
  • 従前のwebサイトを中心としたディスプレイ広告が成熟する中で、モバイル広告および動画(オンラインビデオ)広告の領域に注目が集まりつつある
  • ブランディングキャンペーンにおけるonline/offlineの連携(例:#kissforpeace)。ユーザーを巻き込んだキャンペーンはロイヤリティを非常に高める


特に、ブランディングという領域については、Accenture Interactiveでも、ヨーロッパ等でファッションイベントを盛り上げるため、ユーザーを巻き込んだキャンペーン等を実施しており、顧客体験を強化するという観点では、自分で概念の理解と事例の収集をしておかないとな、と。(※正直まだまだ業界の勉強は十分とは言えないので、変なことを言っていたら、ぜひコメントください)

展示に関しては、facebook, google, twitter以外は、ほとんど存じ上げない企業で自身不勉強を反省しつつも、「なんでAccentureの人が?」と皆さん思われるようで、逆に宣伝もしておきました(笑)

あ、irepさんやアライドアーキテクツさんは、知人がいらっしゃるので認知しておりました。web/マーケティング領域は友人も多いため、思わぬ遭遇もありましたね。

また来年も参加したい、もしくはAccenture Digitalとしてブースとか出してみたいと感じました^^

(参考)参加したKeynote Session

◆[K-4]OPENING KEYNOTE PRESENTATION
リアルタイムの瞬間を捉えて、マーケティングインパクトに繋げる
Melissa Barnes
Head of Global Brands
Twitter Inc.

◆[K-5]KEYNOTE PRESENTATION
台頭するプログラマティックメディア〜メディアの未来〜
Brian O'Kelley
CEO&CO-FOUNDER
AppNexus

◆[K-6]KEYNOTE PRESENTATION
気づきからお届けまで、効果的なeコマースマーケティングとは
Lisa Utzschneider
Vice President of Global Advertising Sales
Amazon Media Group LLC<イベントURL>
http://www.adtech-tokyo.com/ja/index.html#conference